自己啓発・趣味の一環として「資格取得」を昨年から集中し始めていますが、今年になってから眠気に負けたり 他事が気になって集中できなかったり、と・・・。
昨年と比べると今年は資格取得への熱意が少し足らなくなってきているような気がします。
それでも試験直前になるとスイッチが切り替わり、気合がかなり入るんですが、エンジンがかかるのが遅くなっているというか。
ということもあり、今年は受験予定だった多くの資格試験から絶対に今すぐ欲しい資格のみを絞ることにしました。
さて昨日は「情報セキュリティマネジメント試験」を受験しました。
業界の方なら知っていると思いますが、2016年の春季試験から新しく導入された国家試験です。
情報セキュリティーマネジメント試験を受験
なんと4年ぶりの情報処理試験への挑戦です。
学生時代に「ITパスポート試験」、「基本情報技術者試験」に合格しそれっきりでした。
「応用情報技術者試験」は幾度となく挑戦し突破することができず悔しい想いを抱きながら社会人に。
受験のきっかけ
応用情報にリベンジし合格することが最大の目標でありますが、
いきなり受験しても難しいだろうと考えた私は試験慣れしておくためです。
先に「情報セキュリティーマネジメント試験」を受験することにしました。
それに新しく導入されたこの新試験に興味があったからでもありました。
あとは私の実力がどれだけ身になっているのか試してみたかったのです。
情報セキュリティーマネジメント試験とは
まあ名前の通り情報系のセキュリティ分野に特化した資格試験です。
位置づけとしては基本情報の廉価版のようですが、午前・午後ともにあるので簡単な試験ではないですね。
2016年の春季試験から始まり今回で3回目を迎えます。
第1回の試験では経験豊富の猛者達が多数応募したこともあり合格率は80%超え、第2回では70%代と下がったものの、興味を持った人が流れに乗って受験した感じだと思います。
試験名に抵抗がある人が多いのか学生の受験者数が他のレベルの試験と比べて少ないようです。
社会人の方からは一部人気があったようですが。
出題範囲を絞るのが難しい?
まだ出来立てホヤホヤの試験なので出題範囲がはっきりとしていません。
第1回・2回が驚異的な合格率を許してしまった為、主催しているIPAとして合格率が下がるように試験の調整を行なうことでしょう。
現に過去問で勉強された方は分かる通り、第2回の試験の問題の方が難しくなっています。感じ方は人それぞれだと思いますが。
つまり、今回の第3回も含めたそれ以降の試験では問題の難化が予想されるということです。
自己採点の結果は?
公式で挙がっていた解答での自己採点の結果は余裕の「合格」でした!
午前試験 80% (50門中40門正解)
午後試験 80%
午後試験に関しては30問に対して24問正解という正答率換算なので実点数には誤差があります。
第三機関が公表している配点予想を見る限りでは、失点箇所は配点が低いところが多かったので、うまくいけば85点あたりには浮上するかもしれません。
試験の難易度
第2回までの過去問と比べると午前試験が難しくなっていました。
特にISO27001などの国際標準規格に準ずる説明文の文章表現やガイドラインがうんたらと正直パッとしない問題が多く出題され、しかも問題用紙の序盤に集中していたこともあり問題開封直後焦りましたね。
正直ISOあたりの用語と意味は押さえていても、要項の説明などはあんまり深く勉強している人はいないでしょう。
なかなか嫌味ったらしい問題で、やはり予想通り試験が難化しておりました。
午後試験の難易度は個人的には易しい方だと思いました。
特に問1、3の文章読解はし易く状況も把握しやすい内容だったのでサクサク進めました。
もしかして満点行ったのでは、とかなり自信があった割には正答率は80%と悲しい。
時間配分について
午前試験はのんびりやっていても時間余るので割愛します。
(現に90分のうち、40分くらい余りました)
一方、午後試験は90分で長文読解の3問を解くので、1問あたり30分。
答えの見直し時間を考慮すると1問20分あたりで解きたいところです。
私の場合のペース配分は「問1(25分)⇒問3(25分)⇒問2(30分) 10分余り」。
時計見ながらのんびり結構慎重に解き、退出可能時間ギリギリで途中退室しました。
合格発表日はいつ?
およそ1ヶ月後の5月17日(水)の正午に公式サイトにて発表されます。
成績照会は受験票にくっついていたIDとパスワードで出来ます。
そういえば学生の頃に受けた情報処理試験もそんな感じだったなと思い出しました。
ちょうど昼前の講義になるとクラス内がそわそわし始めて、いざ合格発表させると盛り上がってましたね。
まあ先生も授業中だけど許してたけどね~。懐かしい。
あと数時間・・あと数分となるとIPAのサイトをパソコンのF5キー連打してアクセスするという始末に。たぶん似たようなことやってる人が全国多いようでアクセスしづらかった覚えが。
使った参考書と勉強時間
勉強日数はね、恥ずかしいことにたったの3日間(試験当日含む)。
睡魔に負けてなかなかエンジンがかからず、試験目前になり焦り出して本気モード。
試験当日に至っては徹夜して、そのまま臨んだわけでかなり無理をしました。
今回の勉強はNGパターンなので参考になりませんね・・・。
使った参考書は「情報セキュリティマネジメント試験対策書 第二版」
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SG以外の情報処理試験のセキュリティ分野の問題も多数収録されており、重要語句がまとめられていて直前の勉強にもかなり使えました。
午前問題・午後問題とも詳しい解説が載っていますので、速攻で合格力が上がります。
ただこちらは過去問を重要視した書籍であり、あまり分野に精通していない方にこの1冊だけでは合格はできても根本を理解するのは難しいかもしれません。
そこでもう1冊おすすめの書籍を紹介します。
「情報処理教科書 情報セキュリティマネジメント 2016年秋期」
とても有力な書籍で重要用語を詳しい図解入りで解説されているので初心者の方でも安心して独学できる内容です。
一応こちらの書籍も購入しましたが、試験勉強には使いませんでした。
実際、範囲が多岐にわたる応用情報の勉強時にも使えますし、今後使っていこうと思います。
注意点としては第4回開催以降の試験に挑戦される方はこの本だけに頼るのは少々危険です。
開催した試験数に応じて書籍が改定されていけば問題はないと思います。
しかし、SG試験の出題範囲は不安定ですので、本書以外の内容が出題される可能性も十分あります。
書籍だけに頼らず過去問を解いたりしましょう!
極みつけは過去問での勉強
情報処理試験は特に過去問主体の勉強は力が付きます。
一通り書籍の問題をすべてやり終えてから試験前日に2回分の過去問を模擬試験として解きました。
第1回は比較的簡単でなんだ~と拍子抜けでしたが、第2回で出題傾向が大きく変わったのであれ~ってなりましたね。
この時点で合格点は普通にあったので大丈夫だろう、と確信は持てました。
何が言いたいかというと、過去問を通して「出題傾向を予想したり探ったりの分析」と「合格点を取ることでモチベーション維持」などに繋がるのでおすすめですよ!
試験対策に関する余談
ちなみに情報セキュリティマネジメント試験を受けたのは秋季受験予定の応用情報の予行練習です。
試験勉強や実力証明というのもあるけど、一番は集中力を切らさずに午前午後試験を突破できる、かが重要!
実は応用情報で散々集中力が切れてしまったんですよね。
特に応用は午前も午後も試験時間が150分と長く集中力の維持がものすごく大変。
昼を挟んでの午後試験なんか地獄で地獄で。
当然、午後試験前に昼食を摂るわけですが、お腹がいっぱいになり血糖値が上がるためか集中力が下がる下がる・・・。
かといって食べるのを控えると空腹になって集中力が下がる。食べる量の調整が必要だったりします。
集中力を上げる方法など模索するため、今回の試験では早く起床して早朝にそこそこ食べて空腹にならないようにしました。
試験前は糖分摂取してエネルギーチャージ!
午後試験前の昼食は菓子パンと栄養食品でパワーアップ!
空腹にならず、満腹にならず、そして集中力が切れないように糖分でエネルギーを上げる。
おかげさまで集中力は切れずに最後まで本気が出せたよ。
ただ徹夜してたんで相当体には負担かかっただろうね。帰宅するなりすぐに寝落ちしてしまったし。
秋季試験は応用情報技術者試験のリベンジ
今度こそは絶対に合格して無念を晴らす!
しかし今の実力では合格は難しいことは目に見えています。
午前も出題範囲が広いけど、余裕で解けますわ~状態になるまで基本情報、応用情報を中心に勉強し直しが必要。
問題は午後で文章読解が大の苦手の私は文章慣れをしておかなくてはいけません。
記述問題がほとんどなので他人に説明できるレベルでないと勝ち目はないでしょうし。
学生の頃に本気で応用情報の勉強を取組めていなかったので、今度こそは猛勉強して合格を勝ち取りたいです。