昨夜すぐ寝落ちしてしまったということもあり、午前4時30分に目が覚めてしまいました。
無駄に頭が冴えており、仕事までまだまだ時間があったということもあり、「ORACLE MASTER Bronze SQL基礎I」の試験を受けようと思いました。
本当は前日に受けるつもりでしたが、いつの間にか寝てしまい、まさかの早朝受験というやつです。
迷っていても仕方ないので、問題集を少しだけ流し読みしてウォーミングアップを終えたところで、試験スタート!
オラクルマスターを目指す理由
近々、転職を考えているので、オラクルDBの知識は欲しいと思い始めたこの頃。
専門学校生の時に、学生割引で安く受験できるということでチケットだけ購入しました。
その時はろくに試験勉強もしないまま、ただ何となく受けて、数問足らずに不合格となってしまいました。あれから4年が経っていますが不合格になったまま放置していました。
敗因は勉強も大してせず、SQL基礎とあるしなんとかなるだろう、という安易な気持ちで試験を受けた私自身の愚かさそのものです。
もうオラクルマスターを挑戦することはないと思っていましたが、やっぱり欲しいという気持ちが湧き、今回はリベンジマッチとなります。
勉強時間
勉強期間は約2週間程度です。
通勤中の電車や会社の昼休み時間、帰宅してからの寝る前の時間などを有効活用して少しずつ学習していきました。
もう4年もオラクルDBに携わっていなかったので、知識はすっからかんの初心者レベルでした。
<画像>
クローゼットにしまい込んだ黒本の問題集をひっぱり出してきて、無我夢中で勉強しました。
1週目ではあやふやだった問題もよくありましたが、解いているうちに理解を深めることができます。あとは学生の頃に学習した知識を思い出して解けた問題もあったかな。
苦手というわけでもないけど、前回受験したJavaのように得意分野というわけでもないので、意外と苦戦しましたね。
問題集の2週目以降は各章の正答率も90~100%と高くなり自信が付いたので、これならいけと思い受験。
問題集は黒本1冊で勝負
学生の頃に購入した「1Z0-051 Bronze SQL基礎I 11g」の問題集のみで勝負しました。
受験した試験は「1Z0-017」とバージョン10gとなりますが、難易度がやや低いという噂があったので、あえてこちらの試験にしてみました。10gではあるものの11g、12cの認定どちらでも対応できます。
普通に認定されることを目標にしているなら「1Z0-017」を受けた方が無難ということらしいですよ。
さてさて、学生の頃にほとんど開かずじまいだったこの黒本を今回は活用します。
1Z0-017 Bronze SQL基礎I 試験の概要
自宅で受験できるオンライン試験なので気楽な感じがしてしまいますが、問題は難しめなのでかなり厄介な試験です。
試験時間が意外と少ない!
出題数は40問と少な目に感じますが、時間はたったの90分。
1問にかけられる時間は平均2分半で、時間がかかる問題はそこそこあります。
合格ラインは70%以上と少し高いので、数問落とすだけで合否結果が揺らぎます。
そんな不安が1問1問を解くペースを遅くしてしまい、時間が少なく感じます。
普段から業務でオラクルDBを触っている方ならそこまで大変ではないのかもしれないでしょうが、オラクル独自の概念が事細かく問題として出題されるので難しいですね。
私の場合、業務ではオラクルDBとは無縁なので非常に厳しかったです。
前回受験した時はかなり苦戦してしまいましたが、今回は重点的に勉強をしたので、まず合格するはず!と自信満々で受験するが・・・。
試験の難易度
試験を始めて真っ先に不安を感じました。
やはりオラクル特有の「正しいもの・誤っているものすべて選べの問題で行き詰ってしまいました。
微妙な文章表現のせいで、見方次第で正しいとも間違っているとも判断できてしまうため、例え正しいと思っていても、なかなか思い切ってこれだ!と選ぶ勇気が湧いてこない。
それどころか、すべて選べなので、仮に3問中2問あっていても、残りの1問間違っていれば得点はもらえないのです。
悩んでいる間に時間だけが過ぎていき、90分があっと言う間というくらい短かったです。
むしろ前回よりも慎重になりすぎていた節があり、試験終了後の残り時間が2分切っていて本当にギリギリ。
先々週に受験したJavaの試験と比べて、慣れていない分野ということもあるけど、Javaの試験がアホみたいに簡単に感じるほどでした。
試験の合否結果は?
ギリギリ合格といったところ。
合格ライン70%以上に対して、今回の得点は「75%」。かなりギリギリです。
試験中に感じたことですが、問題集で学習した内容よりも「難しい」且つ「細かい部分」が多かったように感じました。
自宅でのオンライン試験ということもあり例えカンニングしても苦戦するような問題が取り揃えてあるのでしょう。
「SQL基礎」と謳っていても決して簡単な試験ではありませんでした。
ORACLE MASTER Bronze DBA 12c合格に向けて
今回はなんとか合格することができましたが、まだこれで終わりではありません。
オラクルマスターBronzeの称号を得るには「DBA」というデータベース管理者側の試験に合格する必要があります。
噂によるとそちらの方が難しいと聞くので、更なる勉強が必要です。
もちろん取得するバージョンは最新の「12c」を予定しています。
オラクル主催のセミナーを有効活用
さてさてタイミングが良いことにオラクルが「Bronze DBA 12c」の試験対策セミナーを近々実施してくれるという情報がありました。
もちろん合格を目指している私はすぐさまエントリー。
直接東京の会場へは赴けないけど、自宅からオンラインセミナーを受講できるので参加予定です。
このセミナーで試験の情報・イメージを膨らませて、10月中には受けるつもりです。
とりあえず今回は「Bronze SQL基礎I」を合格したから良しとしよう!
次はORACLE MASTER Bronze DBA 12cだ。猛勉強して絶対合格します!
これからオラクルマスターを目指す方へ
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初級であるブロンズだからといって難易度は高めの資格試験です。
正直甘く見ていると私のように痛い目合います。
最低2週間~1ヶ月あたりはしっかりと基礎を学習すると良いと思います。オラクルDBの概念や全体を把握することが大前提となっています。
SQLのクエリは単一行関数やグループ関数、結合の種類、DDLやDML・DCL・トランザクションなどの違いなど理解を深めておきましょう。
あとは購入した問題集を必ず何周も解いて試験に備えて下さいね。