Oracle Java Bronze SE7の受験レポート

オラクル認定Javaプログラマの資格『Oracle Java  Bronze SE7』

オラクルのJavaプログラマ認定試験であり、言語未経験者向けの入門資格。

Java言語を用いた基本的なオブジェクト指向プログラミングの理解が証明されます。日本国内でのみ実施されている試験制度。

OCJP Bronze SE7を取得しました

受験レポート(2015年2月28日現在)

学生の頃にJavaを学習 業務で使うようになった 改めて独学で

全然分かっていなかったことを痛感。

専門学校時代の優待で購入した受験チケットのチケットの期限間近に挑戦。

Javaは普段より業務で扱っているプログラム言語ということもあり、学生の頃と比べ、実力がかなり着いたことを実感しておりました。

そろそろ腕試しをしてみたいと思い実力証明のためにも、有意性の高いオラクルの資格を取得しようと思ったのがきっかけです。

試験前の意気込み

試験内容が業務で利用している技術・概念とリンクしていたので、学習はスムーズに進みました。

「オブジェクト指向」の概念も理解するまで反復練習を重ね、問題集のすべての問題を満点取れるくらいまでのレベルまで入念に行なっていたので自信はありました。

試験結果

そして結果は91%と高い正答率で合格をすることができました。とても嬉しかったですね。

 1回目 70% (2015/02/28に受験)

合格
70%

努力が見事に実った結果であると思っています。

しかしその上位資格である「Java Gold SE8」の取得が真の目的なので、この調子で合格を狙いたいと思います。

Oracle Java Bronze SE8 合格証

Oracle Java Bronze SE7 合格証

 

試験の概要

Javaプログラミングのスキル証明につながる、オラクル社主催のJavaの認定試験です。

試験の名称は「1Z0-802-JPN Java SE 7 Bronze試験」となっており、合格することで「Oracle Java Bronze SE7」を取得することができます。

受験資格条件なし
試験内容1Z0-802-JPN Java SE 7 Bronze
●試験時間:65分

●出題形式
CBTによる多岐選択式

●出題範囲:60問
  1. Java言語のプログラムの流れ
  2. データの宣言と使用
  3. 演算子と分岐文
  4. ループ文
  5. オブジェクト指向コンセプト
  6. クラス定義とオブジェクトの生成、使用
  7. 継承とポリモーフィズム
合格ライン60%以上(時期により変動あり)
合格率詳細なし
試験日程随時(ピアソンVUE公認テストセンターまたは、オンラインでの受験)
受験料13,600円(税別)

アプリケーション開発に必要なJavaプログラミング知識を持つ開発初心者向けの資格とあります。

とはいうものの試験レベルとしてはJavaの基本概念を抑えておかなければならないため、初心者には難易度の高い資格試験となります。

Javaを扱う業界内では前提資格として挙げられ、大手のベンダー資格であり効力はそこそこ期待できます。

 

私が受験したきっかけ

Javaエンジニアとして普段から業務でJavaを扱っていることから、
そろそろ本格的にJavaの知識を深めようと手始めに「Java Siver SE8」を受験しようと考えました。

社会人になってから専門学校生の時に購入したバウチャーチケット(受験チケット)を使い、受験した「Java Bronze SE7」は既に取得済みでしたが、ブロンズ資格はあくまでJava初心者向けの練習という位置づけが強いのでこれだけでは役に立ちません。

「Javaの資格を取得したい」と思いながらも、臆病にもなかなか受験する勇気が湧かなく時間だけが進み、そろそろ取得しようと思ったのが2016年の5月あたりでした。

ようやく参考書をかじりついて学習し受験に踏み切ったというわけです。

 

合格までの学習方法と期間

Oracle Java Bronze SE7 問題集

2016年の夏までには合格したいと思い、5月あたりから少しずつ問題集に手を付け、本格的に学習し始めたのは試験日の1ヶ月前からです。

学習スケジュールはしっかり立てていたわけではありませんでした。

それまでの期間は問題集の内容を確認しながら、気になる問題を解き、試験範囲の把握に努めておりました。

主に通勤中の電車の中や会社の昼休み内で勉強を進め、1ヶ月前からは特に自宅での学習を重視するようにしました。

 

勉強に使った問題集や参考書

徹底攻略 Java SE 8 Silver 問題集1Z0-808対応

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問題集の特徴を読む
オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE 7

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問題集の特徴を読む

 

勉強方法と対策

やはり試験勉強に欠かせないのは「徹底攻略 Java SE 8 Silver 問題集[1Z0-808]対応 」です。

この手の問題集は試験出題分野ごとに各章に解説ページがあり、章末問題として試験に近いレベル感の問題が掲載されています。

私の学習スタイルは各章の解説ページはあまり読まず、すぐに章末問題を取り組み、反復練習を行いました。問題集自体は3~4周ほど学習し、とにかく理解するまでひたすら解き続け、分からない問題は解説を読んで、Eclipseなどで実際にプログラムを動作させ確認してみました。

①オブジェクト指向の基礎をマスターする
問題集の特徴を読む
②黒本の問題で満点取れるくらい反復練習する
問題集の特徴を読む
③SE8新機能にも注目する
問題集の特徴を読む

 

試験日までの学習スケジュール

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実際に焦り出し猛勉強を始めたのは1週間前だったりする。

  1. Java Silver SE7の対策本を読み進め解いてみる(約1ヶ月前)
    あんまりまだ試験勉強に対して本気で取り組んでいなかった為、手始めにJava Silver SE7の本を簡単に読み進める程度から始めてみました。簡単な問題もあれば、全く使ったことのないコーディング手法などがあり、非常に参考になりました。最初はうろ覚えで、試験はこういった問題が出題されるというイメージを持つことを重視しました。まずは試験モードに切り替えるための準備ですね。
  2. 1~3章、4章~6章と部分ごとに要点を押さえる(約2週間前)
    一通り参考書の内容を把握した後に、部分ごとに反復練習を重ねていきました。1~3章を解いたら、解説をしっかり読んで、「なにが分からなかった・間違えた」のかを徹底的に理解し、自分の弱点を洗い出していきます。特に私の場合はケアレスミスが多く、油断して失点をすることが多かったので、試験問題を注意深く見る癖をつけることを重視した。部分ごとに内容が理解できたら、次のセクションへ・・という流れで進めました。本当にプログラムの動作が分からなかったり、あやふやなところはネットで調べたり、実機で試してみるなどし、内容の補完を行ないました。途中で飽きたりしながらも、地道に問題を進めていきました。
  3. 2冊の問題すべてを繰り返し解く(約1週間前)
    一通りJava SE7を終えた後に、1冊丸々ぶっ続けで問題の解き直しを行ないました。章ごとに解説を入れ、満点なら次の章、間違えたらやり直しというやり方で全部終わらせ、残りはSE8の対策本に注力しました。試験勉強の流れはSE8でも同じでしたが、反復練習あるのみです。試験前日までにSE7・SE8すべての問題をこなしました。試験前日に至ってはSE7・SE8の全問題を総復習して就寝。
  4. 試験当日
    台風10号が日本に接近しているのが不安要素でしたが、当日は何事もなく試験会場へ漕ぎつけました。朝風呂に入り、頭の働きをよくする食品を摂ったこともあり、集中力は最大限の状態。試験まで時間が少しあったので、軽くウォーミングアップをするため、SE8の参考書の問題を少しだけ解きました。注意点としては解き過ぎて疲れないように。試験では緊張することなく落ち着いて臨むことができ、見事合格!!

 

試験の難易度と感想

意外と時間がシビア。初心者向けとは言え、

オンライン受験ができる 難易度は高め。

個人的にですが、試験そのもの難易度はそれほど高く感じられませんでした。冒頭にも記載してある通り、日ごろから業務でJavaを扱っているので、業務の延長線上のような感覚で解いていた感じです。

試験中に「合格は確実だな」という実感も湧いておりましたし、帰宅後に試験結果を見た時にも納得のいくものだったので、達成感は存分にありました。

おかげさまで91%という高い得点で合格することができました。

Java SE8 Silver 合格

出題された試験問題は黒本の問題と酷似していたので、すらすら解くことができました。

中には問題集と全く同じ問題も出てきたので思わず笑っちゃいそうになり、反復練習の重要性をひたすら感じましたね。

 

試験時間が150分と長いこともあり、途中集中力が切れそうになるのを我慢し、気を紛らわせ慌てずゆっくりと問題を進めていきました。それでも約50分ほど時間が余ってしまい退屈なので、試験を終わらせ退出しました。

制限時間にゆとりはあるので、のんびり慎重に問題を解きケアレスミスを防ぐように立ち回ると良いと思います。

コツとしてはサンプルコードの全体像を眺めてから、コンパイルエラーや実行時エラーがスローされる箇所がないかと、怪しいところをあぶり出し、何もなければ、問題文を読んで答えるというやり方がおすすめです。

この方法で実践すれば、全文を目で追わなくても済む問題もいくつかあるので、効率よく解いていけます。

 

試験対策しておくべきポイント

試験対策しておくべきポイントまとめ

覚え書きですが、当日の試験で注意しておきたいポイントを列挙しておきます。

ポイントを見る