世界遺産検定3級4級を併願受験!試験の難易度と感想は?歴史や地球の自然を学ぶきっかけに!

タイトルの通り今回は「世界遺産検定」を受験してきました。

私もつい最近この資格試験を知ったのですが、知名度はそれなりにあるらしく学生から社会人まで幅広い年代層の方が受験しているそうです。

試験内容は世界遺産兼ねた社会科検定という位置づけのように思えます。

ちなみにこの日に受けたのは4級と3級で、午前中の間に2連戦してきました。

本命は2級なのでもっと世界遺産や歴史、地理の勉強をして挑みたいですね。

 

受験会場が自宅からそれなりに遠く、電車で結構かかるところだったので行き帰りで少し疲れました・・・。

 

自己採点をしたところダブル合格!

試験日の翌日である今日の正午より公式サイトで模範解答が公開されることになっていました。

早速、4級・3級の自己採点をしてみたところ両方とも合格点でした。

世界遺産検定 解答速報

世界遺産検定4級
 92点 (50門中46門正解) 2017年03月12日

合格
92%
世界遺産検定3
 75点 (60門中44門正解) 2017年03月12日

合格
75%

4級はおまけで受験して実際の試験も余裕でした。

練習で受けた3級は80点以上は取得したかったところですね。

社会科系が昔からとても苦手なのでもっともっと勉強して次は2級合格を目指したいと思います。

ともあれダブル合格できてよかったです。

試験結果は4月中旬あたりに発送とのことで、楽しみですね~!

 

世界遺産検定を受験したきっかけ

実務ではあまり役立つものとは言い難い今回の検定試験。

あくまで趣味として楽しむ目的や歴史や地理を学びたいという想いから受けたのが理由です。

 

一般教養なのにこんなことも知らないの?

私は趣味に関する知識は並みの人よりはおそらく卓越していると思います。

というのも興味を持った一つのことに深くのめり込んでしまうタイプで、いわゆる一極型人間です。

技術者・研究者としてはこういう志向の人間はよいとされていたりしますが、他の分野に対しては無頓着だったり、並みの人よりも知識に乏しかったりする場合もあります。

私の場合、この典型的な型にかなり当てはまるため得意分野以外の分野には極端に弱いんです・・・。その中でも社会科系は特に苦手です。

 

例えば・・・。

「宇都宮は何県の県庁所在地?」

「知床ってどこにあるの?」

「厳島神社・・?聞いたことあるけど・・・」

といった具合にこんなレベルだったりします。

地名や首都、人名など聞いてもピンとこない。酷いときは一般教養なのに全然わからないこともある始末で正直社会人として恥ずかしかったり。

 

 学生の頃から社会科系が苦手だった

学生の頃から社会科系の科目が不得意でした。

唯一、物覚えが良かったのは公民、日本史分野でしたが今ではそのほとんどを忘れてしまっているから意味がないです。

歴史は苦手で、地理はもっと苦手で、特に地理からは逃げてきた人生を送ってきたようなものでした。

 

 

小中学校の「都道府県」を書くテストではボロボロ、今でも正直書けるか怪しいレベル・・・。

高校の時は要領よく勉強し詰込み型学習で、社会科系は試験では高得点だったけど、所詮は建前だけで試験後にすぐに揮発してしまうという始末でした。

根本から歴史を覚えていないわけで、すぐに抜けてしまうわけだ・・・。

 

興味を持った世界遺産から歴史や地理を学ぼう!

世界遺産」には以前から興味はありましたが全然知りませんでした。

そして世界遺産検定というものを知った時、興味があるしせっかくなら受験して歴史・地理を勉強するきっかけに良いのでは考え挑戦しました。

実際に世界遺産を勉強し、試験を受けてよかったと思います。

是非ともこのやる気を原動力にもっと深く勉強をしていきます!

 

試験までの勉強と対策

試験日1ヶ月前までに以下の参考書と問題集を購入し、暇がある時にぱらぱら読み進めていました。

世界遺産検定 合格

3級と4級の併願受験なので両方の本で学習していきました。

もともとは3級だけの受験を考え、参考書と過去問購入したのですが4級の過去問も含まれていたので、4級も受けちゃえという流れで追加で4級の参考書も購入したという経緯があります。

今回の勉強はとても楽しみながらだったので比較的スムーズに進みました。

地球の自然が創り出す美しい景観や人類が歴史上で生み出してきた建物など興味深いものが多数登場するのでとてもためになります。

参考書の本をまずは興味のある遺産から読み進めて、「遺産の特徴」「関連ワード」「登録年」「保有国」などを覚えていきました。

世界遺産検定 勉強時間

本格的に学習を進め始めたのは2週間前からで前半は参考書に掲載されている遺産の特徴をノートにまとめたり、最近の世界遺産事情を調べるなどし知識を固めていきましたね。

とはいうものの進捗は芳しくなく、全範囲終わらせたのは試験前日で、ノートにまとめる作業はあまりに時間がかかるので後半戦はひたすら音読して要点を覚えることに徹しました。

なので重要語句の関連付けと暗記主体の詰込み型学習にシフトすることに・・・。

主にノートでまとめた範囲は「日本の遺産」が多かったために、日本の遺産が多く出題される4級の範囲は簡単にカバーすることができましたが、3級の範囲である海外の遺産が一部曖昧なところが今でもあったりします・・・。

結局のところ、過去問を取りかかったのは試験日前夜と当日朝という結構ギリギリの試験勉強となってしまいました。

惰性ながらも今回の世界遺産検定は勉強中の熱意はかなりあった方かな。
もっと早く動き出せていれば完璧でしたが。

 

これから受験する方へ

公式テキストを熟読し余裕があればノートにまとめて、過去問を反復練習すれば余裕で合格できます。

初見の方でも3級は簡単ですので、出題範囲の遺産の特徴と重要語句を暗記するだけでも対応できることでしょう。

4級は日本の遺産がメインなので3級の勉強だけでも対策出来ちゃいそうです。

但し、2級から上は範囲が一気に広がるので、ただ覚えるだけの詰込み学習では難しいかもしれません。

 

更なる高みのため目指すは2級

あくまで今回の併願受験は2級挑戦への予行練習兼、社会科の学習のきっかけづくりという意味合いで受けました。

世界遺産検定の試験対策としては今回の勉強スタイルは十分だと思いますが、やはり根本を押さえるためには関連する歴史を学ぶ必要があると思います。

おそらくこれから歴史を学習するにあたって、どこかで聞いたことある地名だったり、人物だったり出てくることでしょう。

それを次第に深く理解していきたい!次に活かすために!

 

試験を受けてみた感想

世界遺産検定 受験

最後に受験した感想を簡単に書いておきますね。

 

受験者数について

2級と3級は受ける人が多いみたいで1回の試験で全国で2,000~4,000人くらいの方が受験されているみたいです。

4級は1000人未満で練習かおまけでうける方がいる感じかな?

私が受験した会場は4級では20人くらいと少なく、その後連続して3級に挑戦したわけですが、200人くらいいたような気がします。

3級は受験者数多かったです。学生の方が多い印象ではありましたが、社会人の方もおりましたし、お年寄りの方もちらほらいらっしゃいましたね。

受ける年代層は結構広いのかもしれません。

 

試験時間について

4級が50分で50問、3級が50分で60問という感じで時間そのものは短いですが、ゆっくり解いても十分余ります。

私の場合は4級で25分、3級で30分くらいで解き終わり早々に退出しました。

私に限らず途中退室する方は多いので、
まあ平均的にも時間は十分のゆとりある試験なのでしょう。

 

試験の難易度など

まず試験形式はマークシートで四者択一で6割以上の合格ラインなので比較的難易度の低い試験です。

勉強さえすればほぼ合格できると思いますよ。

合格率も60~80%と高いですしね。

まあマニアックな試験ですし受験する方はそれなりに学習してきているような雰囲気もありましたので、合格率の高さもそういった意識の高い方が多いからなのでしょうか?

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